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金曜日, 9月 18, 2009

マッチプレーについて

平賀源内 より今回は「マッチプレー」についての解説です。
第4回ゴルフ大会<10月4日(日)>の当日までに各自で習得しておいて下さい。



 皆さん、如何お過ごしでしょうか。絶対に強い相手でもやってみなければ分からないのが勝負ですね。状況によっては勝ったりも負けたりもします。要は相手と組んでやってみなければ分からない。これはゴルフにも言える事なのです。

 現代の日本人ゴルファーの間ではあまり一般的ではありませんが、ゴルフというゲームが始められた太古の昔は、各ホールで勝ち負けを競う”マッチプレー”しかありませんでした。
ですから初期のルールはマッチプレーだけを想定して決められていました。ところが競技人口が増えて大人数で勝敗を競う様になると、マッチプレーでチャンピオンを決めるにはトーナメントでも相当数の対戦が必要になります。そこで考えられたのが皆さんご存知の”ストロークプレー”です。
それではマッチプレーのルール、醍醐味などについてお話したいと思います。

先ずマッチプレー特有のルールについて主なものを挙げてみます。

  1.  ストロークプレーで”2打罰”のケースはほとんどが”そのホールの負け”
  2.  コンシード(いわゆるOK)がある
  3.  打順の間違えには厳しい
  4.  誤報には厳しい
  5.  当日競技の行われるコースで練習できる

 普段のゴルフでは時間短縮やストレスを回避するために「OKパット」をしていると思います。しかし、ストロークプレーはホールに入れる事でスコアが決まるのでこれは間違いです。拾いあげてしまった場合は1打罰でリプレースしなければなりません。マッチプレーでは(2)コンシードがあり、いつでもそのマッチを、ホールを、ショットを、パットをコンシードでき、またこれは辞退することも取り下げることもできません。相手が「このホールをあげるよ」と言えばそのホールの勝ちが決まるわけです。
 またとりわけ大切なのは打順の間違え(3)です。ゴルフでは遠球先打が原則で、ホールから遠い球から先に打ちます。ストロークプレーでは打順を間違えても罰はなく、あまり気にする必要はありませんが、マッチプレーでは打順を間違えた場合、これも認めてもいいし打ち直しを要求しても良い事になっています。ですからグリーン上で「お先に」とやって入った場合は打ち直しを要求し、外した場合は認めればよいわけです。マッチプレーでは順番を確かめてプレーするのが鉄則です。ですから、もし相手と同じ距離が残って厳密な測定が出来ない場合は、相手と相談してくじ引きやジャンケンで順番を決めるべきでしょう。
 (4)誤報(誤ったストローク数を報告する事)に厳しいのはストロークプレーと違い、各ホールで決着をつけていかなくてはならないからです。ホールの途中で打数を聞かれた場合、何打かを報告する義務があり、誤報をして相手が次ぎのストロークを行う前に訂正しなかった場合はそのホールの負けとなります。
 さて、ここからが戦略です。相手のダブルボギーがほぼ確定している場合にはパーで上がる必要がないのでボギー狙いの安全な作戦に変更したり、先にグリーンに乗せて相手にプレッシャーをかけたり、わざとティーショットを短めに打ったり、それまでのパットをずっとOKしておいて最後の大事な場面でOKしない。各々がマッチプレーならではの醍醐味であり楽しみ方です。しかしあまり駆け引きの策におぼれると裏目にでる場合もありますのでご注意を。
 皆さんもたまには仲間とマッチプレーで楽しんでください。

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